2007年05月24日
倶知安駅(函館本線)

函館本線のいわゆる「山線」の中では大きな駅舎。昭和61年までは、伊達紋別までを結ぶ胆振線が分岐していました。
駅を出ると、正面に羊蹄山が形のよい姿を見せてくれますが、惜しむらくはその手前に立ちはだかるビル。残念。
倶知安は長万部と双璧をなす(?)北海道らしい地名ですが、その由来は「クッ・サム・ウン・ペッ(崖のそばにある川)」だということです。
倶知安は北海道新幹線のルートになっており、駅もできる予定。
新幹線が開業すると、在来線はJRから経営分離され、第三セクター化される可能性が高いようです。しかし閑散線区ですから、第三セクター化しても採算が取れないことは自明でしょう。
その時、過去の栄光を背負った函館本線山線は、どうなるのでしょうか。
2006年11月07日
増毛駅(留萌本線)

■ましけ/JR北海道・留萌本線/増毛郡増毛町
終着駅。そんな言葉がぴったりする駅。少し歩くと港、というロケーションも旅情をかき立てます。
実際、高倉健主演の映画「駅 Station」にも登場するところで、駅前の古い雑貨屋さんは映画のロケで使用され、今も「風待食堂」の看板がかけられています。
駅舎手前のお手洗い部分は、後から増築されたようです。その駅舎の中ではおそばが食べられる日があり、車で食べにくる人も多いですね。
どんなかたちであれ、駅がにぎわうというのは、うれしいことです。
2006年10月23日
新十津川駅(札沼線)

■しんとつかわ/JR北海道・札沼線/樺戸郡新十津川町
新十津川村は、明治の中頃、水害で故郷を失った奈良県の十津川村周辺の住民たちが集団入植して拓いた、というのは、川村たかし著「新十津川物語」であまりにも有名に。
新十津川駅はかつては終着駅ではなく、留萌本線石狩沼田駅までつながっていたためか、終着駅の独特な重々しさはほとんどなく、なんとなく線路が途切れてしまった、という風情。
この駅発着の列車は、わずか1日3往復のみ。しかもどの列車も、20分ほど停まっただけで折り返し発車してしまうので、この駅に列車がいる時間は合計でも1日1時間くらいなわけです。
小さな駅舎ですが、列車が来て駅舎がある、もはやそれだけでも幸運なのかもしれません。
2006年02月19日
止別駅(釧網本線)

■やむべつ/JR北海道・釧網本線/斜里郡小清水町字止別
ここ止別駅も、釧網本線の「グルメ」駅シリーズのひとつ。駅舎内部を改装して「えきばしゃ」というラーメン店が入っています。
知床半島への玄関であるお隣の知床斜里駅や、道の駅を併設した浜小清水駅、海に面した北浜駅などに比べると、「観光客」向けには少し知名度が劣るかも知れませんが、その分地元の方々でにぎわっています。
「やむべつ」とは、アイヌ語の「ヤム・ペッ(冷たい川)」の意味とされ、近くを止別川が流れていますが、語源については諸説あるようです。
2006年02月05日
雄信内駅(宗谷本線)

■おのっぷない/JR北海道・宗谷本線/天塩郡幌延町字雄興
北海道らしい駅名ですね。知らないと読めません。
北海道の地名では「音威子府=おといねっぷ」「熱郛=ねっぷ」「比布=ぴっぷ」など、「ぷ」と読む漢字がないために「ふ」という漢字で無理矢理代用した例が多いようですが、「信=のぶ」を「のっぷ」と読ませるとは何とも大胆ですね。
駅の周辺は離農が進んでいるようで、廃屋が多くちょっとしたゴーストタウンのような様相を呈しています。
しかし、駅前に自転車が停まっていましたので、利用者はいるようです。
道内ではもう残り少ない貴重な木造駅舎ですが、手入れはあまりされておらず、傷みが目立ちます。
加えて、待合室内のベンチに焦げたような跡がついていたのですが、誰かがたき火でもしたのでしょうか?
もしそうだとしたら、本当にやめていただきたい。失火で消失してしまうようなことがないことを祈るのみです。
2006年01月29日
滝川駅(函館本線)

■たきかわ/JR北海道・函館本線/滝川市栄町
二階建ての大きな駅舎はとても横に長く、1フレームに収めるのが難しいくらいです。土地が狭く人口密度が高い地域ならば上に伸びるところですが、広い北海道ならではの、ある意味とてもぜいたくなスペースの使い方ですね。
大きなのは駅舎だけではなく、貨物ヤードを併設した駅構内も広大。石狩平野で収穫された農作物が全国へ旅立って行きます。
また、滝川駅から分岐する根室本線は、1981年に石勝線が開業するまで、函館・札幌と帯広・釧路・根室方面を結ぶメインルートでしたが、現在では直通する列車はありません。
■地図はこちら
2006年01月21日
網走駅(石北本線)

■あばしり/JR北海道・石北本線/網走市新町
網走というと「さい果ての地」というイメージがあるのですが、列車で訪れるとその実感がいっそう強いものとなります。
何しろ札幌から特急「オホーツク」で約5時間30分。
単純に時間だけで比較すると、新幹線「のぞみ」なら東京から約1,200km離れた博多まで行けるわけで・・・
しかしながら、車窓風景の楽しさで言えば新幹線など比較にならず、網走に着いてもまだ乗っていたいような気さえするのです。
ここから知床や釧路方面へ向かうための乗り換え時間に、ちょろっとだけ市内観光をする人も多いようですが、できればゆっくり腰を据えて歩いてみたい街です。
そしてオホーツク海にはまもなく、今年も「流氷」がやって来ます。






